鶴岡路人「『合意なき移行期間終了』は回避できるか――Brexitカウントダウン番外編(2)」東京財団政策研究所(2020年6月30日)
全文URL:https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=3464
EUと英国は、2020年末までの移行期間を延長しないことで合意(延長しないとの英国の判断をEUが受け入れ)。これを受けて、FTA交渉を含む、EU・英国間の交渉が加速することになりました。実際、久しぶりの対面で交渉など、新たな動きがありますが、先行きはまだまだ油断できません。合意後の批准作業などを考えて、最終的な交渉期限hあ10月末と言われています。そこから逆算しての交渉が始まるのでしょう。
何らかの合意が成立する公算は高くなっていますが、どの範囲まで合意され、どのような「積み残し」が生じるのか。この点が今後の注目点になりそうです。
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2020/07/12
2020/07/04
China isn't losing Europe yet (The Diplomat)
Michito Tsuruoka, "China isn't losing Europe yet," The Diplomat, 6 June 2020.
My humble contribution on Europe-China relations. Europe is getting more critical of China, but it is still way too early to claim that China is losing Europe. The real battle has barely begun...
欧州・中国関係についてThe Diplomatに寄稿。欧州の対中認識は厳しさを増し、中国は「オウンゴール」続き。その結果、「China is losing Europe」という議論が欧州でも一部で流行っています。
しかし、欧州の対中認識は一枚岩からは程遠いですし、中国も、陰に陽に巻き返しをはかるはずです。そのため、勝負はまだまだこれから。それに、「中国が欧州を失った」と議論したところで、欧州が勝つわけでも、対中脆弱性が解決するわけでもありません。ということで、タイトルのとおり、「China isn't losing Europe yet」なわけです。
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