鶴岡路人「EU外交の通信簿――ECFR報告書を読む」(東京財団ユーラシア情報ネットワーク、分析レポート、2011年8月31日)が、東京財団のサイトに掲載されました。
(全文リンク)http://www.tkfd.or.jp/eurasia/europe/report.php?id=290
今年3月にECFR(欧州外交評議会)が発表した、European Foreign Policy Scorecard 2010の書評的小文です。ECFR報告書は、その名の通りの「通信簿」でして、分野別に20点満点で評価しています。拙稿の中では、そうした手法に批判的なことも書いたのですが、同時に、日本外交にもやはり通信簿が必要だとも感じたところです。それに最も近いのは、先日平成23年度版が発表された外務省政策評価書かもしれませんが、自己評価ではどうしても限界がありますね。