鶴岡路人「シカゴ首脳会合に向かうNATO(1)」(東京財団ユーラシア情報ネットワーク、分析レポート、2011年10月19日)が、東京財団のサイトに掲載されました。
(全文リンク)http://www.tkfd.or.jp/eurasia/europe/report.php?id=300
2010年11月のリスボン首脳会合で新たな戦略概念を採択して約1年、NATOは次の首脳会合に向けて動き始めています。今回は、その背景と、個別課題のうちアフガニスタンと「スマート・ディフェンス」について検討しました。
この「スマート・ディフェンス」は、最近のNATOでのお決まりキーワードで、「より少ない予算でより多くを実現する(achieving more with less)」という何とも都合のよい話なのですが、国防予算が削減される中でいかに軍事力の水準を維持・向上させるかは、NATO諸国のみならず、日本にも共通する課題ですね。