鶴岡路人「EU側からみた英国離脱の衝撃」を、ハフィントン・ポスト日本版のブログ(2016年6月28日)に寄稿しました。
記事URL: http://www.huffingtonpost.jp/michito-tsuruoka/analyze-brexit-from-viewpoint-of-eu_b_10710552.html
6月23日の英国での国民投票におけるEU離脱派の勝利は衝撃的でした。実際に英国がEUから離脱するにはまだ時間がかかりますし、今後の情勢次第では、最終的に離脱しない可能性を含め、紆余曲折が予想されます。
国民投票直後から、日本でも、離脱の決定を導いた英国国内の要因の分析はさまざまになされてきましたが、EU側がどのように捉えているのか、そしてEU内の政治力学にどのような影響を及ぼすことになるのかについては、まだまだ議論が不足しているようです。そこで、EU側からみた英国離脱について小文を書いてみました。
離脱となれば英国にとって大きな変化になるのは当然ですが、もしかしたらEUにとっての変化の方が大きいのかもしれません。それだけ、EUにおける英国は大きな役割を果たしてきた主要国だったのです。