鶴岡路人「米英『特別な関係』の行方(前編)――EUの後ろ盾を失う英国」笹川平和財団・国際情報ネットワーク(IINA)(2019年8月28日)
鶴岡路人「米英『特別な関係』の行方(後編)――変わらない信頼と忍び寄る脅威」笹川平和財団・国際情報ネットワーク(IINA)(2019年9月10日)
記事URL(前編):https://www.spf.org/iina/articles/tsuruoka_09.html
記事URL(後編):https://www.spf.org/iina/articles/tsuruoka_10.html
トランプ・ジョンソン時代の米英の「特別な関係」について、笹川平和財団IINAに2回に分けて寄稿しました。前編サブタイトルのとおりでして、Brexitによる英国の対米ポジションの悪化は避けられません。英国にとっては、米国とのFTA交渉が最初の試練になります。
他方で、中国企業ファーウェイの5Gネットワークからの排除をめぐり、米国の立場と英国の立場には現在のところ相違がありますが、この問題に関する米国と他の同盟国との関係(米国によるファーウェイ排除への強い圧力行使)に比べると、米英関係は様子が異なるようです。後編ではこの背景を探ってみました。