鶴岡路人「イギリスの新型コロナウイルス対策に影を落とす対EU、対中関係――Brexitカウントダウン番外編」東京財団政策研究所(2020年4月30日)が東京財団政策研究所のサイトで公開されました。
全文URL:https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=3398
連載「Brexitカウントダウン」が今年1月に終了してから、久しぶりの東京財団政策研究所サイトへの寄稿になりました。Brexitは実現したものの、「Brexitは終わっていない」というのが実際のところです。
今回の新型コロナウイルス対策においても、人工呼吸器などのEUでの共同調達計画への参加問題がBrexitとの関係で政治的争点になり、また、たとえ感染が下火になっても経済的損害が膨大なものになることが確実ななかで、経済的にはさらなるダメージになるうえに、各種の非常事態計画が必要となる「合意なき移行期間終了」に本当に突き進むつもりなのか。ジョンソン政権の対応が問われています。